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ハウスダスト・ダニアレルギー

ハウスダスト・ダニアレルギー

ハウスダスト・ダニアレルギー

 

アレルギー(アトピー)

 

1906年オーストリアで提唱。ギリシャ語の「変わった」「反応」の意味の言葉。 ある特定の物質に対して過敏に反応する免疫反応の一種。

原因物質をアレルゲン(抗原)と言います。抗原に反応し、体内に抗体という 特殊なタンパク質がつくられます(抗原抗体反応)。

アレルギーは、抗体による「正常な免疫反応」とは正反対の、異常で過敏に反応する 「病的な免疫反応」のことです。

 

日本人の3人に1人が、皮膚・呼吸器・目鼻にアレルギー症状があることが明らかになりました。

アレルギー性ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、アレルギー性結膜炎などが代表

 

ダニアレルゲン(特にダニのフンは活性が高い)が原因物質の筆頭ダニは人を刺したりしないチリダニ類(死骸やフンがアレルゲンになる)が多いので、大量のダニと生活を共にしていても私たちは気がつかないのです 。

 

ダニアレルゲンが原因物質の筆頭

 

ダニの死骸やフン、ハウスダスト(ホコリ)、カビやカビの胞子、花粉、医薬品、動物のフケや毛、鳥の羽、金属(水銀・ニッケル・クロム・金・パラジウム)、各種食物(牛乳、卵、そば)などがアレルギー性疾患の主な原因物質です。

 

一般家庭で調べたところ、掃除機で取れたホコリ、小さじ1杯には、平均500~2000匹のダニの死骸があったという結果が出ています。

 

ハイスダスト001

 

 

家庭に多いダニとその被害は?

 

ダウスダスト002
 
 

 

◆ 人を刺すなど直接被害を及ぼすダニは数%しかいません。

 

◆ 大半のダニは身の回りに何万匹、何十万匹いても一般の人にはわかりません。

 

◆ チリダニ類は体長が0.3mm~0.4mmで、家庭にいるダニ90%近くを占めます。

 

◆ アレルギー性疾患の中でも、小児ぜんそくの90%、成人のぜんそくの50%以上が、ダニが原因と考えられています。

 

◆ ツメダニは「生きているダニ」が問題ですが、アレルギーに関しては、 「生きているダニ」の影響はあまりありません。

  むしろ、ダニの「死骸」や「脱皮殻」、「フン」などが乾燥して微粉末になり、それを呼吸器で吸ってしまったり、皮膚の傷口から

  吸収することで、体内に進入し過敏に反応するのです。

 

◆ アレルギー性ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などは、この「ダニの微粉末」が主な原因と

  言っても過言ではないと思います。

 

◆ 布団はダニの巣です。この「ダニの微粉末」が寝具に大量に存在します。

  幼児は、睡眠中に50回以上寝返りをうちますが、動くことでこの微粉末が舞い上がり、呼吸と共に吸い込んでしまいます。

  動きが激しく、うつ伏せで寝たりする幼児は、大人より微粉末を吸い込む量が多いので注意が必要です。

 

◆ 大人でも、寝ている間に体が痒くなる方が結構いらっしゃいます。

  ツメダニに刺されることもありますが、刺されたアトがなくても痒いときは、「ダニの微粉末」が皮膚に触れることでアレルギー反応が

  起きている、その結果かゆみが出ていると考えられます。

 

ダニの生息条件は?

 

◇◇◇住みか =潜り込めるところがあること◇◇◇

カーペット、畳、ふとん、布製ソファなどが快適な「住みか」で、フローリングや化学フロアにはほとんど生息できません。 カーテンやクロス壁、ぬいぐるみ、衣類などにも生息します。

 

◇◇◇エサ  =ホコリ(フケ、アカが好物)があること◇◇◇

ホコリには、人間のアカやフケが大量に含まれています。その人間(犬や猫などのペットも)のフケやアカがダニの大好物です。 食べ物の残りカスも、カビも大好きです。

 

◇◇◇適温  =20~30℃であること◇◇◇

25℃付近が一番活動します。50℃以上が20分位続くとほぼ死滅します。 ふとんを天日干ししたくらいでは、内部温度がダニを死滅させるほど上がりません。 ふとん乾燥機も同様です。 逃げ遅れた表面近くののろまなダニは死にますが、大半は裏側や内部に逃げ込んでしまいます。

営業用のふとん乾燥車でふとんや畳の乾燥をする場合、機内温度を100℃~90℃に保ちます。 2時間位加熱処理すると内部温度を50℃以上に上げることができますので、ダニは死滅しますが、アレルギー対策としては、死骸やフンを取り除かないと効果的ではありません。

また、ふとんだけ乾燥車で処理しても、未処理の畳の上にふとんを敷くとダニは移動します。 一斉に処理しないと効果がありません。

 

◇◇◇湿度  =70%以上であること◇◇◇

75%前後が活発に活動します。 50%以下でかなり死滅します。 空気湿度ではなく、「住みか」の湿度です。 寝具や畳、カーペットの内部はかなり湿気があります。

ふとんの天日干しやふとん乾燥機で乾燥しても、ダニを死滅させる温度には至らないことは前述した通りですが、湿気を取り除き、湿度を下げることでダニ数を減らす効果はありますので、できるだけ乾燥するようにしてください。

この4つの条件全部が揃って、ダニは生きていけるのです。 どれか1つでも、生息条件を取り除けば「ダニ退治」ができるわけです。

 

 

ダニの住みか・内部に潜む大量のダニ

 

じゅうたん・カーペット類、畳、ふとん・毛布などの寝具類、布製ソファやいす、ぬいぐるみなど、潜り込める場所に大量に生息しています。 表面のダニ数より、内部のダニ数が桁違いに多く、普段の掃除機掛けでは表面か、表面に近いダニしか吸い取れません。 特に、ふとんの内部には大量のダニが潜んでいます。(ダニ数は死骸も含んだ数です)

 

なぜダニが増えたの?

 

◇ 住宅の変化

  → 鉄筋コンクリート・高気密住宅が増え、換気不良でダニ・カビが住み易い環境に。

 

◇ 冷暖房の普及

  → 1年中人間が快適な生活はダニにとっても快適で、1年中ダニが死にません。

 

◇ じゅうたんの普及や家具・装飾品の増加

  → 掃除が行き届かないことが。

 

◇ 留守がちのご家庭が増加

  → 換気不足で湿気がこもり、掃除が行き届かないことも。

 

◇掃除機への過信

  → 掃除機を掛けているから、ホコリは取れているしダニはいないと思う方が大半。

 

 

ふとんを干してもダニは死にません!

 

ふとんを天日干ししても、ダニを死滅させることはできません。 真夏の炎天下にふとんを干しても、表面温度で約50℃、内部温度は30℃程度です。 これではダニを死滅させることはできません。

 

 

ふとんを叩いても生きているダニは減りません!

 

ふとんを叩いても生きているダニは減りません。 NHKの番組「サイエンスQ」で実験した結果、 5分間で約800回叩いて約800匹程度のダニしか取れませんでした。

 

 

寝具に掃除機を掛けることで、確実にダニは減少します

 

叩いてもダニを減らす効果がなかったのですが、その後ふとんの側を取って 掃除機を1分40秒かけたら約2万匹ものダニが取れました。 ふとん1枚に潜んでいる死骸も含むダニ総数は、数十万匹いると 考えられていますので、1~2割程度の量しか取れていないのですが、 掃除機を掛けることでダニが減ることは間違いありません。 この実験では、国産掃除機のパワーノズルで掃除していました。 効率よく取れるかは、機種によっても、吸い込み口によっても かなり違いがあります。

 

「寝具のダニアレルゲンを減らす基本」は、天日干しや乾燥機で乾燥してから、 片方の手でふとんを叩きながら(表面近くにホコリやダニアレルゲンを浮かびあがらせ)、 もう一方の手で掃除機をかけ(吸い取り)ます。パワーノズル付きの掃除機にさせますと、1分間に数千回転して叩きながら吸い込み、疲れずに効果的に除去できます。 ベッド、敷きふとん・掛けふとん・毛布をパワーノズル付きの高性能掃除機で掃除すると、ダニ数は確実に減少します。

 

ちなみに、ふとんに吸い付かないでダニが取れると宣伝しているローラー式などの「ふとん専用ノズル」で掃除をしても、内部のホコリやダニはほとんど除去できないことが実験で分かりました。 叩いて内部のホコリやダニの死骸などを、表面に浮かび上がらせながらでないと、吸うだけでは除去できません。 苦労してお掃除しても、効果が現れないのは、このへんに問題があったのです。

 

ダニアレルゲンは乾燥して粉々になりミクロ単位の微粒子になります。 普通の掃除機で掃除をするときに、この微粒子が排気や掃除機本体から漏れますので、排気を開けた窓の方に向けるとか、本体をベランダに出すなどの対策が必要です。 掃除中や掃除後換気が十分にできるまで、患者は室外にいるようにしてください。

秋口にぜんそく発作が多い、アトピーなどアレルギー症状が悪化するのは、押入にしまってあった毛布や掛け布団を、いきなり使用することは、ダニにくるまって寝ているようなもの。前もって天日干しをして、掃除機掛けをしておきましょう。 効率の良い掃除? <丸い掃除を四角く?> 効率良く、合理的に掃除をして、掃除時間や掃除回数を減らしましょう。 その分余暇を楽しむなどの時間にあてることができます。 まず、毎日丸く(雑に)掃除するより、1週間に1度でも四角く(徹底)掃除する方が効果的です。 片っ端から見えるホコリを掃除するだけではなく、見えないホコリやダニを減らす掃除「優先除去」(後述)を心がけてください。

 

 

掃除機の「性能の良し悪し」が「効率の良い掃除」のポイント

 

それには、道具。 特に掃除機は「効率良い掃除」の最も重要なポイントになります。 掃除機としての基本性能の良いものを使いましょう。 カーペットの内部に入り込んだホコリやダニを効率よく取り除ける性能があることと、せっかく取ったそのホコリを撒き散らかさないように排気性能が良いものを選んでください。性能の差で効率的、合理的に掃除できるかが大幅に違ってきます。

 

価格が高いから性能が良いとは限りません。 宣伝文句やセールストークを真に受けないで、信用できるデーターを基に、慎重に選ぶことが大切です。

 

 

フローリングでも基準の20倍ものダニのフン! 掃除機の排気が影響か?

 

床が板張り(フローリング)の部屋の多くは、アレルギーの原因となるダニのフンが、基準値の20倍も落ちていることが分かった。フローリングではダニはすみ着けないと思いがちだが、日赤和歌山医療センターと家庭用品メーカー花王の調査で、こうした意外な実態が判明した。12日から開かれる日本アレルギー学会で発表する。

 

ぜんそくなどのアレルゲンは、ダニのフンや死がいなどに含まれる、たんぱく質だが、大半がフンのたんぱく質とされる。厚生労働省は指針でこのたんぱく質の量を、フローリングの部屋1平方メートル当たり5ナノ・グラム(ナノは10億分の1)以下にするよう求めている。  調査は、都内のマンションや一戸建ての計12戸が対象。フローリングの部屋から採取したほこりを分析すると、たんぱく質の量が、すべての家庭で厚労省指針を上回り、最大で20倍もの量が検出された。  それぞれの家庭でフローリングの床を掃除機で掃除し、2時間後に調べても、たんぱく質の量が指針の基準値を依然上回っていた。フローリングのほこりは舞い上がりやすく、掃除機の排気が影響したとみられる。一方、ぬれた布でのふき掃除では、95%以上のたんぱく質が除去できた。畳とカーペットでは予想通り多く、数1000-10000ナノ・グラム。いずれもぽこりがフローリングよりも舞い上がりにくいため、墓準値は畳で100ナノ・グラム以下、カーペットで1000ナノ・グラム以下となっている。

 

2004.5.3 読売新聞より。

 

 

アレルギー対策・効率的な掃除は「優先除去」

 

見えないホコリ=内部に潜むホコリやダニを パワーノズルで叩き出す「優先除去」することで、 目に見えてホコリが減ることを実感できます。

 

優先除去」の順番

 

 1.寝具(ふとん、毛布、枕)、ベッド(マット)

 2.じゅうたん・カーペット、畳

 3.布製ソファ・イス、座椅子、カーテン、クロス壁、こたつふとん

 4.ぬいぐるみ、玄関マット、座ふとん 「優先除去」は、効果的にアレルギー症状を改善します。

 

あとは「定期的」に「効率的な掃除」をすれば、快適な生活環境を維持できます。

 

 

 

 

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